2010年4月6日火曜日

TAUPの代表6名がバスの旅で9時間、タイベシ事務所に来訪。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【10】

【1月22日(金)】
 東ティモール政府財政省の援助調整局の日本人アドヴァイザーとどろき・まさる氏と日本大使館員同席のもとでTNCCのバイオガス提案を行い、財政支援獲得のアドヴァイスを得る。夜、タウル総司令官とアベリーノ・コエーリョエネルギー担当長官と高橋が会見。GFRP発酵槽のバイオガス問題を話し合う。1月24日(日)政府の事務所でお会いする約束をアベリーノ長官とおこなう。

【1月23日(土)】
 午前、TNCC言語プロジェクト中央事務所長・TNCCファタルク語プロジェクトディレクターのジュスティーノ・ヴァレンティムさんとTNCCタイベシ事務所で話し合い。ファタルク語―英語の語彙集の発行を祝い、次のファタルク語を話す地域の文化研究のプロジェクトに対し財政支援を実施。TNCCタイベシ事務所の6ヶ月の総括と今後6ヶ月の方向を確認。午後、TAUPの代表6名が9時間もかかるバスの旅でタイベシ事務所に来訪。TNCC側4名とシスター・モニカさんの通訳でGFRP発酵槽のバイオガスシステムをワトラリ農業高校実験農場に設置する為の会議。TNCCはGFRP発酵槽を買い取る資金を連帯ローン三原則(無利子・無抵当・シードマネー哲学)で寄贈。できるだけ早く設置する意思統一を行なう。夜、日本大使館招待の夕食会にTNCC4名参加。タウル総司令官・シスター・モニカさんも出席。

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●写真30:
 TNCC言語プロジェクト中央事務所所長・TNCCファタルク語プロジェクト・コーディネーター:ジュスティーノ・バレンティムさんと会見。『ファタルク語―英語語彙集』完成を祝う。今後ファタルク文化論に取り組む。
●写真31:
 TAUP(TNCC AGRICULTURTE UATOLARI PILOTFARM)指導者ワトラリ農業高校校長ザイナル・アビディンさん バイオガス設備代2,500米ドルのTNCC連帯ローン受領書に署名。TNCCタイベシ事務所にて。

GFRP発酵槽のバイオガスを東ティモールに普及させるTNCCの提案を行う。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【9】

【1月20日(水)】
 ヴェニラレからディリへ 午後、バイオガスプロジェクトに関するTNCCの提案開始。昨日ディリへ来られたTNCC自然エネルギー担当の仁井明さんと合流。シスター・モニカ中村葉子さんのヴォランティア通訳に助けられ、F-FDTL最高幹部(東ティモール民族解放軍―自衛隊)4名にTNCCのバイオガスプロジェクトに関する提案のプレゼンテーションをタシトルのメジャー・ジェネラル・タウル・マタン・ルアク総司令官の付属会議室で行なう。総司令官のほか、ブリゲデイロ・ジェネラル副司令官レレ・アナン・ティモールさん、コロネル・メノ・パイシャオン司令官、コロネル・ファルール・ラテ・ライク司令官が出席。草の根の個別農家に適切な提案に活発な質問あり。

【1月21日(木)】
 午前日本大使館に北原巌男大使を訪問し、TNCCのGFRP発酵槽のバイオガスを東ティモールに普及させるTNCCの提案を行い、日本政府の財政を含む支援を要請しアドヴァイスを受ける。午後、GFRP発酵槽のバイオガスをロスパロスですでに実践している東ティモールのNGO指導者ブリジダ・アントニア・コレイア国会議員にTNCCとの協力体制を要請し同意を得る。夕方、日本大使館の一等書記官の紹介でJICAのデイリ事務所を訪問しTNCCのバイオガスの提案を行い、財政支援のアドヴァイスを受ける。

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●写真28:
 日本大使館で北原巌男大使と会見。TNCCのGFRP発酵槽バイオガスプロジェクトの提案を行なう。F-FDTLタウル総司令官同席助言。
●写真29:
 TNCCと東ティモールNGO・VE-COMとのGFRP発酵槽バイオガスシステムでの相互協力を確認した話し合い。デイリのVE-COM理事長ブリジダ・アントニア・コレイア女史〔国会議員〕と会見。

2010年3月14日日曜日

バウカウ県ヴェニラレ郡のサレジア女子修道会経営の孤児院に定例食糧援助寄贈。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【8】

【1月18日(月)】
 ワトラリからロイフノ村へ移動。ロイフノ村でF-FDTLのコロネル・ファルール・ラテ・ライク司令官とTAOP(TNCC AGRICULTURE OSSU PILOTFARM)のコーディネーターのジルベルト・レイモンドさんと会う。昨年8月12日ジルベルトさんのパートナーが14歳から2歳の7人の子どもを残して死去されTAOPのコーデイネートができない困難な状況下にある。ファルール司令官は故郷の村に外国人が泊まれる建物を所有しており、ここにあーす農場の大森さんの三姉妹が日本料理の指導に滞在することを歓迎すると言っておられた。

【1月19日(火)】
 ロイフノからバウカン県ヴェニラレへ。ヴィケケ県オス郡のオス・カノシア会学校に教育援助寄付。 バウカウ県ヴェニラレ郡のサレジア女子修道会経営の孤児院に定例食糧援助寄贈。同孤児院の建物が土地の流失開始で倒壊の危険があり日本政府からの援助を要請される。日本大使館に提案するようアドヴァイス。TAFAP(TNCCAGRICULTURE FATRIA PILOTFARM) バウカウ県ヴェニラレ郡ファトリア村の豚飼育―バイオガスプロジェクトに第3次連帯ローン。豚小屋を視察。

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●写真21: バウカウ県ヴェニラレ郡ファトゥリア村のTAFAP(TNCC AGRICULTURE FATULIA PILOTFARM)の豚飼育―バイオガスプロジェクトのコンクリート製(消失の心配無)の豚小屋視察。
●写真22: バウカウ県ヴェニラレ郡ワイオリ村のTAUAP(TNCC AGRICULTURE UAIOLI PILOTFARM)に対する第3次連帯ローン贈呈。1月19日、指導者マルセル・ダ・シルバさんに手渡す。
●写真23: 新しい農業グループTABUIP(TNCC AGRICULTURE BUILALE PILOTFARM)に豚飼育・バイオガスプロジェクトに第1次連帯ローン。

ワトラリ農業高校の実験農場に設置されたTAUPを視察。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【7】

【1月17日(日)】
 ラウテム県イリオマール郡からヴィケケ県ワトラリ郡へ移動。TAUPとの定例会議。ワトラリ農業高校の実験農場に設置されたTAUP(TNCC AGRICULTURE UATOLARI PILOTFARM)の山羊・鶏小屋(第一次連帯ローンで建設)、牛小屋(第2次連帯ローンで建設)、豚小屋(第3次連帯ローンで建設)を視察。

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●写真22: ヴィケケ県ワトラリ郡職業農業高校のザイダル・アビディン校長先生を指導者とするTAUPの第一次連帯ローンで建設された山羊・鶏小屋。
●写真23: TNCCのTAUPに対する第2次連帯ローンで建設された牛小屋の前に立つザイダル・アビディン農業高校校長。この牛の排泄物を活用してGFRP発酵槽のバイオガス建設を具体化する計画進行中。
●写真24: TAUPに対する第3次連帯ローン(3原則:無利子・無抵当・シードマネー哲学)で建設された豚小屋とその豚。この排泄物も建設予定のバイオガス・システムで活用する計画。

2010年2月20日土曜日

TAIP農場の豚小屋が焼討ちに遭う。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【6】

【1月16日(土)】
 イリオマール第一村からTAIP農場のあるイラベレ村にに行く。 焼き討ちに遭ったTAIP農場を農場主ジョアンを含む4人で視察。

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●写真20: ラウテム県イリオマール郡イラベレのTAIP農場の豚小屋が焼討ちに遭った。その後再建された豚語小屋。6頭の豚が失われ2頭に減る。
●写真21: TAIP農場。焼討ちにあった豚8頭の小屋の後。最右端の方は2008年8月~10月まで来日したTAIPリーダーのジョアンさん。

ラウテム県イリオマール郡TNCC文化センターにてパブリック・ミーティングを開催。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【5】

【1月15日(金)】
 ラウテム県イリオマール郡に移動。午後3時半からTBI(TNCC BIBLIOTEKA ILIOMAR)、TNCC-CCDM(CENTRO CULTURA de DIARECTO MAKALERO)、TAIP(TNCC AGRICULTURE ILIOMAR PILOTFARM)の3組織合同のパブリック・ミーティングを開催。この半年間の3組織の事業報告と会計報告を受け、次の半年間の事業計画と予算案を決定。

【TBI(イリオマール図書館)半年間の事業報告】
 蔵書2,547冊(テトゥン語:355冊、マカレロ語など地方言語:180冊。東ティモール原住民言語合計で535冊。 英語:1563冊、ポルトガル語:308冊、インドネシア語:76冊、フランス語:2冊、その他:63冊)。
 以下、来館者統計。
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[2009年7月]
 子ども(男・女):505人・492人
 大人(男・女) :32人・6人
 合計:1,035人
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[2009年8月]
 子ども(男・女):709人・619人
 大人(男・女) :22人・2人
 合計:1,352人
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[2009年9月]
 子ども(男・女):242人・191人
 大人(男・女) :35人・2人
 合計:470人
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[2009年10月]
 子ども(男・女):50人・27人
 大人(男・女) :45人・4人
 合計:126人
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[2009年11月]
 子ども(男・女):170人・98人
 大人(男・女) :48人・0人
 合計:316人
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[2009年12月]
 子ども(男・女):158人・123人
 大人(男・女) :33人・1人
 合計:315人
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[7-12月合計]
 子ども(男・女):1,834人・1,550人
 大人(男・女) :215人・15人
 合計:3,614人
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 開館日は、 月曜―金曜(午前・午後)土曜(午前のみ)。閉館は日曜。

【TNCC-CCDM この半年の成果】
 『LERO NIA HUN O ULUN』ドミンゴス・ファルナンデス著が完成。原稿受領。

【TAIP この半年の成果】
 [成果]:乾季にTNCCの連帯ローンで買い取ったバイクを駆使してイリオマールの市場の日に農場で生産した野菜、果物を販売し現金収入を得ることができた。今は豚2頭をイラベレ村の集落内のジョアンさんの宿泊先の近くで飼って育てている。
 [問題点]:2009年11月19日に8匹の豚を飼っていたTAIPの豚小屋が焼討ちに遭い、豚小屋と6匹の豚を失った。さらに豚小屋の火事で壊れて柵なしの状況で、水牛など放し飼いの動物がTAIP農場に侵入し野菜、果物、キャサバなどが食い荒らされ、大きな被害を受けた。原因についてはアビリオ・キンタオ・ピント顧問(イリオマール郡長)の解説によると、TAIPのあるイリオマール郡イラベレ村には3つの異なったあるグループが存在し、男性の安全管理者が常駐していないとこのような被害が起こりうる状況があるという。今回はTAIP農場主のジョアンさんがレジスタンス時代の闘いの登録でTAIPを留守にし、首都ディリに2週間ほど滞在したことがこのような事件の発生の理由であったと考えられるが、今後TAIP農場には常時安全管理できる男性を常駐させる必要があるだろう。これからの半年間のTAIP再建のため、第7次連帯ローンを寄贈。(無利子・無抵当シードマネーの哲学の3条件を継続)


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●写真17: ラウテム県イリオマール郡イリオマール第一村の図書館とマカレロ方言研究所のあるTNCCの文化センターでのパブリック・ミーティング。
●写真18: パブリック・ミーティング後の集合写真。
●写真19: TNCCイリオマール図書館(TBI)での子供たちの読書風景。

2010年2月19日金曜日

マクア語「最後の話し手」、フェリシダーデ・コレイア女史に会う。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【3】

【1月14日(木)】
 AFMETを表敬訪問。言語出版プロジェクトのパンフ5冊寄贈。ファタルク語―英語の語彙集を含む。ロスパロスにあるVEKOMのGFRPバイオガスプロジェクト視察。TNCCマクア語プロジェクトのコーディネーターであるアルビーノ・シルバさんと会見。 消え行く原住民言語マクア語プロジェクト。消えつつある言語マクア語の最後の話し手三老人の一人アルフレド・ドス・サントスさんが2009年8月死去。90歳男性。第二次大戦中日本占領軍の見張りとして働き未だに賃金が未払い。残る二人の老婆のうち一人は病気入院中。ただお一人ご健康な1922年生まれ、88歳のフェリシダーデ・コレイアさんのご自宅をツツアラに訪問し会見。2人の息子・20人の孫・21人の曾孫を持つ。ラウテム県メハラの聖母訪問会の共同体を初めて訪問。日本人シスターと会見し、TNCC言語プロジェクトなどについて話し合う。その後、TNCCマクア語プロジェクト・ディレクターアルビーノさんと東ティモール最東端の島ジャコ島の見える海岸まで足を伸ばした。今回初めて東ティモール島最東端を訪問。どこまでも透明な青く澄んだ海の光景に感動。


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●写真12: ラウテム県ロスパロスにある現地NGO(VE-COM)の設置したGFRP発酵槽を使用したバイオガスシステム(展示用)。
●写真13: ロスパロスの農家に設置されたGFRP発酵槽のバイオガスシステム。
●写真14: マクア語「最後の話し手」二人の中の一人、フェリシダーデ・コレイア女史(1922年生・88歳)の自宅を訪問し会見。
●写真15: ラウテム県メハラの聖母訪問会の共同体を初めて訪問。(撮影:エウゼビオ〔Eusebio〕TNCC副代表)
●写真16: 今回始めて訪問した東ティモール民主共和国ラウテム県際東端。海の透明さに感動。
●写真17: ジャコ島を背景にTNCCマクア語プロジェクトディレクター・アルビーノさんと。(撮影:エウゼビオ〔Eusebio〕TNCC副代表)

TNCC-JAPAN第42次現地支援訪問

TNCC-JAPAN理事長髙橋道郎は、タウル・マタン・ルアク大統領と8月9日(日)には私邸で、8月21日(金)にはTNCCタイベシ事務所で、2回会見した。写真は8月21日第6回TNCC全国農業会議に出席された時の会見である。 (8月21日午前9時50分TNCCデイリタイベシ事務...