■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【10】
【1月22日(金)】
東ティモール政府財政省の援助調整局の日本人アドヴァイザーとどろき・まさる氏と日本大使館員同席のもとでTNCCのバイオガス提案を行い、財政支援獲得のアドヴァイスを得る。夜、タウル総司令官とアベリーノ・コエーリョエネルギー担当長官と高橋が会見。GFRP発酵槽のバイオガス問題を話し合う。1月24日(日)政府の事務所でお会いする約束をアベリーノ長官とおこなう。
【1月23日(土)】
午前、TNCC言語プロジェクト中央事務所長・TNCCファタルク語プロジェクトディレクターのジュスティーノ・ヴァレンティムさんとTNCCタイベシ事務所で話し合い。ファタルク語―英語の語彙集の発行を祝い、次のファタルク語を話す地域の文化研究のプロジェクトに対し財政支援を実施。TNCCタイベシ事務所の6ヶ月の総括と今後6ヶ月の方向を確認。午後、TAUPの代表6名が9時間もかかるバスの旅でタイベシ事務所に来訪。TNCC側4名とシスター・モニカさんの通訳でGFRP発酵槽のバイオガスシステムをワトラリ農業高校実験農場に設置する為の会議。TNCCはGFRP発酵槽を買い取る資金を連帯ローン三原則(無利子・無抵当・シードマネー哲学)で寄贈。できるだけ早く設置する意思統一を行なう。夜、日本大使館招待の夕食会にTNCC4名参加。タウル総司令官・シスター・モニカさんも出席。
●写真30:
TNCC言語プロジェクト中央事務所所長・TNCCファタルク語プロジェクト・コーディネーター:ジュスティーノ・バレンティムさんと会見。『ファタルク語―英語語彙集』完成を祝う。今後ファタルク文化論に取り組む。
●写真31:
TAUP(TNCC AGRICULTURTE UATOLARI PILOTFARM)指導者ワトラリ農業高校校長ザイナル・アビディンさん バイオガス設備代2,500米ドルのTNCC連帯ローン受領書に署名。TNCCタイベシ事務所にて。
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