2011年4月24日日曜日

戸別農家型バイオガス日本型試作品へのODA援助を東ティモール議連顧問岡崎トミ子参議院議員に要請

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TNCC代表佐藤・仁井・高橋は、戸別農家型バイオガス日本型試作品へのODA援助を東ティモール議連顧問岡崎トミ子参議院議員に要請した。(3月3日、参議院議員会館)=勝木秘書撮影

岡崎トミ子東ティモール議連顧問と戸別農家型バイオガス日本型試作に対するODA援助を要請(3月3日)

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TNCC代表仁井・佐藤・高橋は、岡崎トミ子東ティモール議連顧問と戸別農家型バイオガス日本型試作に対するODA援助を要請した。(2011年3月3日午後3~4時、参議員院議員会館)

【TNCC第34次東ティモール現地支援報告7】イリオマール文化センターでパブリック・ミーティングを開催(2)(1月15日)

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【TNCC高橋道郎】
 パブリック・ミーティング終了後、集合写真を撮影。コーヒーとスナックを取りながら参加者一堂談笑した。
 アビリオ郡長のほかTBIサビーナ館長・TAIPのジョアン代表・CCDMのヤコブ代表も話の輪の中に加わった。
 「マカレロ語4行詩集」の編集でCCDMのトーマスさんが東ティモール言語コンクールで優勝し、ラモス大統領からモバイル・パソコンと携帯電話を記念品として贈られた。トーマスさんはそのパソコンを駆使して、テトゥン語―マカレロ語―ポルトガル語―英語の語彙集をCCDMの事業の一環として編纂中である。
 またタウル民族解放軍自衛隊総司令官からTBIに1台、CCDMに1台、中古ではあるがデスクトップ型のパソコンが寄贈された。エイゼビオ副代表は夜業をして2台のパソコンのセットアップを行った。公共の電気が停電したのでヤコブCCDM代表がジェネレーターを駆動して電気を供給し共同作業に加わってくださった。

【TNCC第34次東ティモール現地支援報告7】イリオマール文化センターでパブリック・ミーティングを開催 アビリオ郡長が臨席(1月15日)

【TNCC高橋道郎】
 この会合ではTBI(TNCCイリオマール図書館)、TAIP(TNCCイリオマールパイロット農場)、TNCCCCCDM(TNCCマカレロ方言中央文化研究所)のTNCCの3組織の2010年7~12月期の総括を行い、11年1~6月期の方針を報告、討論のうえ決定した。

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アビリオ郡長(左)と高橋、テトゥン語への通訳をするエウゼビオ副代表(右)

 アビリオ郡長は「イリオマール文化センターの3つの組織を郡の公共財産として維持し発展させるため『共に歩く(lao hamutuk=ラオ・ハムトゥク)』よう協力を!」と会議参加者に訴えた。

【TNCC第34次東ティモール現地支援報告6】TBI(東ティモール日本文化センター・イリオマール図書館)の読書風景=1月13日

 TNCC高橋とエウゼビオは2011年1月13日から15日までラウテム県イリオマール郡イリオマール第1村の中心にあるTNCCイリオマール文化センターに滞在し、TBI、TAIP(TNCCイリオマールパイロット農場)、CCDM(マカレロ方言中央文化研究所)の3組織の過去半年の総括と今後半年の方針についてパブリック・ミーティングを行い意思統一を行った。イリオマール郡長アビリオ・キンタオ・ピント氏も会議に参加されアドヴァイスを受けた。

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 TBIは蔵書3330冊(うちテトゥン語379冊、東ティモール地方言語183冊)。2010年7月~12月の半年で5213人の入館者があった。=写真は子どもたちの読書風景

(TNCC 高橋道郎)

【TNCC第34次東ティモール現地支援報告5】最大の地方言語「マンバエ語プロジェクト」グループ創設=1月24日

【ディリ=TNCC高橋道郎】
 2011年1月24日、ディリのTNCC事務所で「TNCCマンバエ語プロジェクトグループ」を発足した。代表はジャニコ・メンドーサ・デ・ジーザスさん。最初のプロジェクトはマンバエ語―テトゥン語の語彙集(ヴォキャブラリオ)の編集出版。TNCCミニ図書館から参考資料とTNCC言語プロジェクトのジュスティーノ・ヴァレンティム中央事務所長が編集した辞書をジャニコ代表に貸し出す=写真。

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 ジャニコ代表の調査によれば東ティモール最大の地方言語であるマンバエ語には11種類の方言があるという。地域別にアイレウ、マウビシ、リキドエ、ツムスカイ、アイナロ、ハフブリコ、サメ、ハフウド、エルメラ、リレイサ、ヘラの11種類ある。この新グループの活躍に期待したい。

【TNCC第34次東ティモール現地支援報告4】ジョゼ・コンセイサオンさんを代表とするパイロット農場TABEPを創設=1月23日

TABEP創設

 2007年8月~11月にTNCC日本の招待で来日し、兵庫県朝来市和田山町朝日の縄文百姓「あ~す農場」等に滞在した専業農民のジョゼ・コンセイサオンさんを代表とするパイロット農場TABEPを2011年1月23日朝、マヌファヒ県サメ郡ベタノ村に創設した。あ~す農場からジョゼさんの家を訪問中の大森あい、れい双子姉妹が契約書に立会人として署名し、第1次TNCC連帯ローンを贈呈。(写真)

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 TNCCの連帯ローンは金額は小額だが、銀行ローンなどとは原則はまったく異なり、次のような種資金(SEEDMONEY)哲学3原則を条件としている。

 1 抵当権を設定しない(貸付を手段として貧民から生産手段を奪い取らない)
 2 利子を取らない(小額であっても利子は剰余価値の搾取にあたる)
 3 寄付金全額の元本は5年後に返済を開始するが、同じ村に第2のパイロット農場を設立する代表者に第2の連帯ローンを開始する原資とする。この方式で5年ごとに新しい農場を創設する種資金(SEED MINEY)と位置付ける。(このお金は純粋な寄付であって見返りをまったく求めない。)

 TABEPの創設でTNCCのパイロット農場は10グループとなった。

(TNCC 高橋道郎)

【TNCC第34次東ティモール現地支援報告3】個別農家型バイオガス・システム問題で東ティモール政府アベリーノ・エネルギー長官と会見=1月26日

 2011年1月26日TNCC代表(高橋・エウゼビオ副代表・ジョアナ事務局長)は、東ティモール政府アベリーノ・コエーリョ・エネルギー長官のオフィスを訪問し、午前10時から1時間会見した。(写真)

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TAUP(TNCCワトラリパイロット農場)に設置された戸別農家型バイオガス・システムの8カ月にわたる順調な稼動状況を写真で報告。長官はワトラリを戸別農家型バイオガス・システムのモデル地区とすべくさらに3個の設備を設置する予算措置を提案。TNCCジョアナ事務局長がTAUPのザイナール代表(ワトラリ農業高校校長)と連絡し具体的企画を進めることを決定した。
(TNCC 高橋道郎)

【TNCC第34次東ティモール現地支援報告2】貴島正道・ウラール司令官記念パイロット農場創立=1月20日

【エルメラ県ファトベシ村=TNCC高橋道郎】
 2011年1月20日~21日、高橋とエウゼビオTNCC副代表が故民族解放軍自衛隊ウラール司令官夫人のジュヴィタ・デ・アラウジョさんとともに、第2次大戦中に貴島正道さんが滞在し、大旦那(トアン・ボート)と尊敬されたエルメラ県ファトベシ村を1泊2日で訪問。カリスト・ダ・シルバ・カルヴァーリョさんを代表とするTAEP-KU(貴島正道・ウラール司令官記念TNCCエルメラ・パイロット農場)を創設した。

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 ファトベシ村のティモール・グローバル代表のフロリアノさん宅で貴島さんの米寿祝いの写真を持つ故ウラール司令官夫人のジュヴィタさん(中央)=撮影・エウゼビオTNCC東ティモール副代表

TNCC-JAPAN第42次現地支援訪問

TNCC-JAPAN理事長髙橋道郎は、タウル・マタン・ルアク大統領と8月9日(日)には私邸で、8月21日(金)にはTNCCタイベシ事務所で、2回会見した。写真は8月21日第6回TNCC全国農業会議に出席された時の会見である。 (8月21日午前9時50分TNCCデイリタイベシ事務...