=高橋・川原母娘・Eusebio・吉岡
東ティモール日本文化センター(TNCC)事務局長・吉岡志朗
II 言語支援、ラガ孤児院での絵画交流&音楽交流、イリオマール図書館、有機農業とバイオガス
東ティモール日本文化センター(TNCC)は、今までの言語支援、教育支援(ラガ孤児院、イリオマール図書館、奨学金など)に加え、数年前から有機農業とバイオガスの支援を行っている。
◆言語支援
東ティモールの憲法でポルトガル語とテトゥン語が公用語とされた。しかし、学校ではポルトガル語教育がメインとなり、30~40代のインドネシア語世代との格差が広がっている。ただ、実際にはテトゥン語が主流で、地方では32ある地方言語が使われている。TNCCは今まで語彙集や、辞書、民話など地方言語も含め、50冊以上の出版を支援している。ディリのシャナナ・リーヂングルームにも毎回高橋さんが贈呈されている。8月4日(土)、5日(日)、TNCC Taibesi事務所でTNCC全国言語会議が、また、8月6日(月)、7日(火)、UNESCO(東ティモール代表はカースティ=シャナナ・グスマオ夫人)との共催で言語会議が開かれることになった。
▼ラガ孤児院ので絵画交流、音楽交流の感動的なとき
1月24日(火)~26日(金)川原妙子さんの絵画交流が行われた。日本の子どもたちから120人の子どもたちに一人一人メッセージ付きの絵が渡され、また子どもたちも絵を描き、メッセージを書いて日本に持ち帰られた。左の写真の左端はSrエルメリンダ院長。右の写真が在東ティモール日本大使館のHPに掲載、紹介いただいた。→http://www.timor-leste.emb-japan.go.jp(在東ティモール日本大使館)
夜には、川原奏子さんによる音楽交流。マルマルモリモリのテトゥン語バージョンを準備し、みんなで歌い、踊った。3日目にはシスターたちもみんなの前で踊り、盛り上がった。
▼イリオマール図書館に多くの子どもたちが
イリオマールの中心部にTBI(TNCCイリオマール図書館)がある。多くの子どもたちが来ていた。イリオマールの地方言語マカレロ語を子どもたちに教えてもらう。 1月28日(土)言語、図書館、農業の合同会議が開かれた。川原妙子さんから日本の子どもたちからの絵が贈呈された。奏子さんも原由子の『花咲く旅路』を歌う。 |
▼日本大使と、サレジアンシスターズにて
2月1日(水)、日本大使館を表敬訪問。花田大使と。日本大使館のHPにも紹介いただいた | サレジアン・シスターズへ。Srフロリアーナと、創設者ドン・ボスコの肖像の前で |
▼奨学生と
ベニラレにて、ラガ孤児院卒業の新しい奨学生
▼パルシック(PARCIC)とバイオガスの専門家・桑原衛さんらが、1月下旬から1カ月東ティモールを初訪問
PARCICの伊藤淳子さんと。東ティモール滞在は10年になられる | 左からサカモトさん、桑原さん、井上礼子さん。Samuel Bacon(サミュエル・ベイコン)さん |
▼バイオガス設置へ
2月4日(土)、ベニラレにて東部の8グループの代表者(24人)が集まり、バイオガス準備会議がオーストラリア人サミュエル・ベイコン氏(写真右)出席のもと開かれた。新しい設計で、8月9日(木)~13日(月)に同じくベニラレでのバイオガスのワークショップ開催が決定。
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