2010年12月23日木曜日

首都ディリでTNCC3プロジェクトの全国会議開催――第32次現地訪問報告

【ディリ=TNCC高橋道郎】
 2010年7~8月の第32次東ティモール現地訪問では首都ディリに滞在。TNCCの3プロジェクトの代表が全国各地から集まり会議と経験交流を行った。

 7月31日~8月1日 パイロット農場全国会議(タイベシ事務所)
 8月7日       言語プロジェクト全国会議(同事務所)
 8月10日       イリオマール図書館会議(同事務所)

 各地のTNCCプロジェクトチームがディリに集り、お互いの活動を報告し経験交流を行い成果があった。

 TNCC独自の全国会議とは別に、東ティモール外務省で8月5~6日の2日間にわたってTNCCとユネスコ東ティモール、国立言語研究所、東ティモール文化庁の4団体の共催で全国言語会議を開催。初日は250人、2日目に200人の参加で報告と討論を行った=写真。



 初日の開会式にはカイ・ララ・シャナナ・グスマン首相が挨拶した。2日目の閉会式にはジョゼ・ラモス・オルタ大統領が出席して挨拶。会議では今後「東ティモール政府が国語であるテトゥン語や東ティモール固有の地方言語を支援すべきだ」という決議を採択。大きな成果を上げ閉会した。
 会場には各団体が発行したテトゥン語や地方言語の辞書類や四行詩集が展示され、TNCCの多数の出版物にも多くの参加者の注目が集まった。

2010年8月29日日曜日

第4回 希望の島・東ティモール ―有機農業、バイオガス、熱帯雨林保護―

第4回 希望の島・東ティモール ―有機農業、バイオガス、熱帯雨林保護―
2010年10月10日(日)新宿ハーモニックホール
[OPEN]13:00 [START]13:30



 
 2002年5月20日に独立した東ティモール―東ティモール日本文化センター(TNCC)(高橋道郎代表)は、今まで言語・教育、図書館支援、孤児支援などを行ってきました。
 数年前から、地球に生きる私たちの将来にとっても重要な有機農業や自然エネルギーのプロジェクトを進めています。
 とりわけ、熱帯雨林保護、水資源保護のためのGFRP(強化プラスティック)製バイオガスシステムの東ティモール戸別農家への設置を両国の国家プロジェクトにと訴えています。今年は、東ティモール大使の他、この7~8月に32回目の訪問をした高橋代表の言語プロジェクトを含む報告、そして仁井さんからバイオガスプロジェクトの展望についてお話しいただきます。
 最後に東ティモールの歌を現地の言葉テトゥン語で歌うミニ・ライブもあります。是非、ご参加いただくとともにご賛同いただきますようよろしくお願いします。

[プログラム]

【シンポジウム】

[司会] 岡崎トミ子さん 参議院議員(東ティモール議員連盟会長)

[報告]
独立後の東ティモールと日本との関係
在日東ティモール民主共和国大使・ドミンゴスさん(予定)

【最新東ティモール訪問報告】
―言語プロジェクト、有機農業を中心に
東ティモール日本文化センター代表・高橋道郎

【バイオガスと熱帯雨林保護】
仁井 明 (TNCC自然エネルギー責任者)
矢作雅男さん (社団法人 強化プラスチック協会事務局長)
桑原 衛さん (NPOふうど代表)(予定)
ツルネン・マルテイさん
参議院議員(東ティモール議員連盟事務局長)
【ミニライブ】東ティモールの音楽―日本人女性グループがテトゥン語で歌う!

会 場

関交協ビルB1F ハーモニックホール新宿区西新宿7―21―20(新宿警察署近く、全労災の西向い、新宿西口徒歩5分)
>> アクセスマップ

お問合せ

TNCC東京事務局
TEL/FAX:03-3627-8384
tncc@tkk.att.ne.jp

主 催

東ティモール日本文化センター(TNCC)

協 賛

社団法人 強化プラスチック協会

ご賛同


賛同費:一口3,000円(複数口歓迎)
郵便振替口座 00120-4-582200
東ティモール日本文化センター(TNCC)

[賛同のご連絡先]
高橋道郎 携帯: 090-3360-9002 E-mail: michio-t@mtg.biglobe.ne.jp
佐藤秋雄 Tel&Fax: 046-254-7497
田中正治 E-mail: masa-fly@sirius.ocn.ne.jp
渡邊義明 携帯: 090-4759-7879 E-mail: watanabe@afasseq.com
吉岡志朗 Tel&Fax: 03-3627-8384 E-mail: tncc@tkk.att.ne.jp

2010年4月6日火曜日

東ティモール政府国務相エネルギー担当アベリーノ・コエーリョさんとGFRP製バイオガス設備を設置するプロジェクトについて会見。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【11】

【1月24日(日)】
 午前、TNCC奨学生(大学生2名・高校生1名)とTNCCタイベシ事務所で会い、報告を受け6か月分の奨学金を交付。午後、東ティモール政府のアベリーノ・コエーリョエネルギー庁長官と政府の事務所で会見。TNCCのバイオガスに関する提案を行い、長官からワトラリの具体化に対しTNCCと協力して東ティモール政府も具体的に支援したいと表明される。

【1月25日(月)】
 ディリから豪州ダーウィンへ出国。空港でエウゼビオ・ゴヴェイア副代表、ジョアナ・アマラル・ディレクターと打合せ。今回会えなかったTNCC言語プロジェクト(トコデデ語グループ、テトゥン・テリク語グループ)との連絡を依頼。2010年7月29日(木)から8月12日(木)のTNCC第32次訪問の日程打合せ。7月31日(土)~8月1日(日)TNCC農業プロジェクト会議。ディリ8月7日(土)~8月8日(日)TNCC東ティモール言語会議。ディリ 8月10日(火)TNCC BIBLIOTEKA ILIOMAR 図書館会議。デイリ。

 1月25日~27日(月~水)ダーウィンにて元DTS(ダーウィンテトゥン語学校)の東ティモール人などと会い、言語会議へのリスボン在住のアルミンド・ティルマンさん(テトゥン・テリク語の権威。東ティモール人。テトゥン・テリク語文法書著者)の出席要請などを行なった。また今ダーウィンに来ているバウカウの農業グループKOKODESのメンバーのロレンソ・バティスタさんから出身地のバウカウ県ラガ郡アサヌノ村の無教育の状態を訴えられ、次回の訪問時に現地調査の上、村に小学校を建設する可能性を追求してほしいという悲痛な訴えに接した。

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●写真32:
 東ティモール政府国務相エネルギー担当アベリーノ・コエーリョさんとGFRP製バイオガス設備を設置するプロジェクトについて会見。TAUPに設置するパイロット・ケースに東ティモール政府が技術援助を予算措置を取って支援する確約を得る。(撮影:エウゼビオ〔Eusebio〕TNCC副代表)

* * *

 1月28日(木)に帰国し、29日(金)から教育財団の職場に復帰しました。
 この31次訪問に温かいご協力を賜った先輩・友人の皆様に心から感謝し帰国後、最初のご報告とさせていただきます。

仙台にて 高橋道郎

TAUPの代表6名がバスの旅で9時間、タイベシ事務所に来訪。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【10】

【1月22日(金)】
 東ティモール政府財政省の援助調整局の日本人アドヴァイザーとどろき・まさる氏と日本大使館員同席のもとでTNCCのバイオガス提案を行い、財政支援獲得のアドヴァイスを得る。夜、タウル総司令官とアベリーノ・コエーリョエネルギー担当長官と高橋が会見。GFRP発酵槽のバイオガス問題を話し合う。1月24日(日)政府の事務所でお会いする約束をアベリーノ長官とおこなう。

【1月23日(土)】
 午前、TNCC言語プロジェクト中央事務所長・TNCCファタルク語プロジェクトディレクターのジュスティーノ・ヴァレンティムさんとTNCCタイベシ事務所で話し合い。ファタルク語―英語の語彙集の発行を祝い、次のファタルク語を話す地域の文化研究のプロジェクトに対し財政支援を実施。TNCCタイベシ事務所の6ヶ月の総括と今後6ヶ月の方向を確認。午後、TAUPの代表6名が9時間もかかるバスの旅でタイベシ事務所に来訪。TNCC側4名とシスター・モニカさんの通訳でGFRP発酵槽のバイオガスシステムをワトラリ農業高校実験農場に設置する為の会議。TNCCはGFRP発酵槽を買い取る資金を連帯ローン三原則(無利子・無抵当・シードマネー哲学)で寄贈。できるだけ早く設置する意思統一を行なう。夜、日本大使館招待の夕食会にTNCC4名参加。タウル総司令官・シスター・モニカさんも出席。

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●写真30:
 TNCC言語プロジェクト中央事務所所長・TNCCファタルク語プロジェクト・コーディネーター:ジュスティーノ・バレンティムさんと会見。『ファタルク語―英語語彙集』完成を祝う。今後ファタルク文化論に取り組む。
●写真31:
 TAUP(TNCC AGRICULTURTE UATOLARI PILOTFARM)指導者ワトラリ農業高校校長ザイナル・アビディンさん バイオガス設備代2,500米ドルのTNCC連帯ローン受領書に署名。TNCCタイベシ事務所にて。

GFRP発酵槽のバイオガスを東ティモールに普及させるTNCCの提案を行う。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【9】

【1月20日(水)】
 ヴェニラレからディリへ 午後、バイオガスプロジェクトに関するTNCCの提案開始。昨日ディリへ来られたTNCC自然エネルギー担当の仁井明さんと合流。シスター・モニカ中村葉子さんのヴォランティア通訳に助けられ、F-FDTL最高幹部(東ティモール民族解放軍―自衛隊)4名にTNCCのバイオガスプロジェクトに関する提案のプレゼンテーションをタシトルのメジャー・ジェネラル・タウル・マタン・ルアク総司令官の付属会議室で行なう。総司令官のほか、ブリゲデイロ・ジェネラル副司令官レレ・アナン・ティモールさん、コロネル・メノ・パイシャオン司令官、コロネル・ファルール・ラテ・ライク司令官が出席。草の根の個別農家に適切な提案に活発な質問あり。

【1月21日(木)】
 午前日本大使館に北原巌男大使を訪問し、TNCCのGFRP発酵槽のバイオガスを東ティモールに普及させるTNCCの提案を行い、日本政府の財政を含む支援を要請しアドヴァイスを受ける。午後、GFRP発酵槽のバイオガスをロスパロスですでに実践している東ティモールのNGO指導者ブリジダ・アントニア・コレイア国会議員にTNCCとの協力体制を要請し同意を得る。夕方、日本大使館の一等書記官の紹介でJICAのデイリ事務所を訪問しTNCCのバイオガスの提案を行い、財政支援のアドヴァイスを受ける。

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●写真28:
 日本大使館で北原巌男大使と会見。TNCCのGFRP発酵槽バイオガスプロジェクトの提案を行なう。F-FDTLタウル総司令官同席助言。
●写真29:
 TNCCと東ティモールNGO・VE-COMとのGFRP発酵槽バイオガスシステムでの相互協力を確認した話し合い。デイリのVE-COM理事長ブリジダ・アントニア・コレイア女史〔国会議員〕と会見。

2010年3月14日日曜日

バウカウ県ヴェニラレ郡のサレジア女子修道会経営の孤児院に定例食糧援助寄贈。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【8】

【1月18日(月)】
 ワトラリからロイフノ村へ移動。ロイフノ村でF-FDTLのコロネル・ファルール・ラテ・ライク司令官とTAOP(TNCC AGRICULTURE OSSU PILOTFARM)のコーディネーターのジルベルト・レイモンドさんと会う。昨年8月12日ジルベルトさんのパートナーが14歳から2歳の7人の子どもを残して死去されTAOPのコーデイネートができない困難な状況下にある。ファルール司令官は故郷の村に外国人が泊まれる建物を所有しており、ここにあーす農場の大森さんの三姉妹が日本料理の指導に滞在することを歓迎すると言っておられた。

【1月19日(火)】
 ロイフノからバウカン県ヴェニラレへ。ヴィケケ県オス郡のオス・カノシア会学校に教育援助寄付。 バウカウ県ヴェニラレ郡のサレジア女子修道会経営の孤児院に定例食糧援助寄贈。同孤児院の建物が土地の流失開始で倒壊の危険があり日本政府からの援助を要請される。日本大使館に提案するようアドヴァイス。TAFAP(TNCCAGRICULTURE FATRIA PILOTFARM) バウカウ県ヴェニラレ郡ファトリア村の豚飼育―バイオガスプロジェクトに第3次連帯ローン。豚小屋を視察。

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●写真21: バウカウ県ヴェニラレ郡ファトゥリア村のTAFAP(TNCC AGRICULTURE FATULIA PILOTFARM)の豚飼育―バイオガスプロジェクトのコンクリート製(消失の心配無)の豚小屋視察。
●写真22: バウカウ県ヴェニラレ郡ワイオリ村のTAUAP(TNCC AGRICULTURE UAIOLI PILOTFARM)に対する第3次連帯ローン贈呈。1月19日、指導者マルセル・ダ・シルバさんに手渡す。
●写真23: 新しい農業グループTABUIP(TNCC AGRICULTURE BUILALE PILOTFARM)に豚飼育・バイオガスプロジェクトに第1次連帯ローン。

ワトラリ農業高校の実験農場に設置されたTAUPを視察。



■高橋道郎・東ティモール訪問日録 【7】

【1月17日(日)】
 ラウテム県イリオマール郡からヴィケケ県ワトラリ郡へ移動。TAUPとの定例会議。ワトラリ農業高校の実験農場に設置されたTAUP(TNCC AGRICULTURE UATOLARI PILOTFARM)の山羊・鶏小屋(第一次連帯ローンで建設)、牛小屋(第2次連帯ローンで建設)、豚小屋(第3次連帯ローンで建設)を視察。

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●写真22: ヴィケケ県ワトラリ郡職業農業高校のザイダル・アビディン校長先生を指導者とするTAUPの第一次連帯ローンで建設された山羊・鶏小屋。
●写真23: TNCCのTAUPに対する第2次連帯ローンで建設された牛小屋の前に立つザイダル・アビディン農業高校校長。この牛の排泄物を活用してGFRP発酵槽のバイオガス建設を具体化する計画進行中。
●写真24: TAUPに対する第3次連帯ローン(3原則:無利子・無抵当・シードマネー哲学)で建設された豚小屋とその豚。この排泄物も建設予定のバイオガス・システムで活用する計画。

TNCC-JAPAN第42次現地支援訪問

TNCC-JAPAN理事長髙橋道郎は、タウル・マタン・ルアク大統領と8月9日(日)には私邸で、8月21日(金)にはTNCCタイベシ事務所で、2回会見した。写真は8月21日第6回TNCC全国農業会議に出席された時の会見である。 (8月21日午前9時50分TNCCデイリタイベシ事務...