2010年7~8月の第32次東ティモール現地訪問では首都ディリに滞在。TNCCの3プロジェクトの代表が全国各地から集まり会議と経験交流を行った。
7月31日~8月1日 パイロット農場全国会議(タイベシ事務所)
8月7日 言語プロジェクト全国会議(同事務所)
8月10日 イリオマール図書館会議(同事務所)
各地のTNCCプロジェクトチームがディリに集り、お互いの活動を報告し経験交流を行い成果があった。
TNCC独自の全国会議とは別に、東ティモール外務省で8月5~6日の2日間にわたってTNCCとユネスコ東ティモール、国立言語研究所、東ティモール文化庁の4団体の共催で全国言語会議を開催。初日は250人、2日目に200人の参加で報告と討論を行った=写真。

初日の開会式にはカイ・ララ・シャナナ・グスマン首相が挨拶した。2日目の閉会式にはジョゼ・ラモス・オルタ大統領が出席して挨拶。会議では今後「東ティモール政府が国語であるテトゥン語や東ティモール固有の地方言語を支援すべきだ」という決議を採択。大きな成果を上げ閉会した。
会場には各団体が発行したテトゥン語や地方言語の辞書類や四行詩集が展示され、TNCCの多数の出版物にも多くの参加者の注目が集まった。
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