2012年4月16日に行われた決選投票で前東ティモール民族解放軍自衛隊総司令官タウル・マタン・ルアクさんが275,411票61.23%の支持で当選した。
1975年から1999年までインドネシアの国際法に反する軍事侵略に抗してレジスタンスを継続し、最初は約27,600人いた民族解放軍が約150人に激減し山を下りて降伏しようという仲間の前で「山を下りたいものは下りてよい。私は民族自決の神聖な権利を実現する大義のため山に残る。”I am the last one!"と演説してレジスタンスを継続したと言い伝えられている英雄である。 | タウル・マタン・ルアクさん |
民衆の貧困や青年の教育など課題の多い東ティモールで「民集を愛する」という民族解放軍のスローガンを具体的に実現する”I am the first one"の民衆の指導者になることを期待している。
高橋道郎・東ティモール日本文化センター理事長
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